砺波地方衛生施設組合は、構成区域住民の皆様の健康で快適な生活環境づくりのため、生活排水(し尿・浄化槽汚泥・集落排水汚泥等)の衛生処理施設を設置し、管理・運営しています。
当施設は、昭和38年から施設を稼動させてまいりましたが、施設の老朽化等により、地元住民の皆様方のご理解とご協力を得て、平成9年度からの3カ年継続事業で、新処理施設「クリーンシステムとなみ」を開設いたしました。
しかしながら、「クリーンシステムとなみ」は15年以上が経過し、再び、施設の老朽化に伴う設備機械の更新、水槽の改修等、また、受入量の減少、性状の変化に対応するなどの課題に対処することが必要となったため、循環型社会形成推進地域計画を策定し、有機性リサイクル推進施設 (汚泥再生処理センター)として、リニューアル致しました。(平成31年2月末完工)
リニューアルされた施設の処理能力は、し尿11kℓ/日、浄化槽汚泥44kℓ/日、合計55kℓ/日であり、汚泥の処理は肥料化から助燃剤化に資源化方法を変更し、水処理については従来どおり河川放流となっています。 また、臭気対策についても、これまでどおりの脱臭設備を備え、万全となっており、運転管理におきましても、迅速に対処できる24時間監視体制となっています。
今後とも、この施設が住民の皆様に親しまれ、生活環境の保全や公衆衛生の向上に大きく寄与できますように管理運営に努めてまいりますので、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
管理者(高岡市長) 角 田 悠 紀
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